まるまるだいの”メモ日記”

精神障がい、介護、趣味(素人ガンプラ成長日記、DIY、クッキング)

【人手不足】どこの職場でも人手不足。忘れてはいけない『不便益』と言う言葉。

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不便益

こんにちわ!まるまるだいです。

今日、どこの職場でも人手不足と言われています。
なぜ、そんなに人手不足に陥っているのでしょうか?

そんなに人が足りないのはなぜなのでしょうか?

そんな中、政府は『働き方改革』と言い、ちょっと違う方面を向いているような気がします。
先日、こんな記事を見ました。
イカキムさんの記事です。
『働き方改革』についての記事を書かれています。
www.ikakimchi.biz

本当に今の日本は人々のためにあるのでしょうか?

不便益とは

不便益と言う言葉をみなさんは聞いたことがあるでしょうか?

そもそも不便益とは

不便なのに得をすること。

要するに、山登りにエスカレーターがついていれば便利ではありますが、そもそも山登りの本質がなくなってしまいますよね?

山登りは自分で歩いて苦労してこそ達成間があるものです。これ不便益と言います。

現在、介護施設でもこの動きがみられるところがあります。

普通はバリアフリーが当たり前。
しかし、これは本当はよくないことなのではないか?
脚を上げて歩いてこそ、訓練になるということから、バリアアリーと呼ばれ、段差をあまり無くさない施設も出てきています。

どこもかしこも人手不足

どこの企業や施設、会社でも人手不足・・・

人手不足の代表的と言えばコンビニでしょう。

セブンイレブンでこのようなことが今起こっています。

先日ニュースになりました。

セブン―イレブン東大阪南上小阪店のオーナー、松本実敏さん(57)は1日、24時間営業を午前6時から翌午前1時までの営業に短縮した。松本さんは21日、日本経済新聞などの取材に応じ、営業短縮に関して「本部から違約金は1700万円と言われた」と話した。

みなさんはどのように思われるのでしょうか?

人が足りない以上、運営するのはかなり無理があると思いませんか?どこのコンビニでも店長というのはかなりの長時間労働を強いられています。
それがそもそも「働き方改革」と言えるのでしょうか?

またこの事件の結果が出た場合、名乗り出るコンビニの店長もいるのではないでしょうか?

人間は便利なことを追求しすぎている。

働く中で、便利や融通の利く会社はかなり好感度は良いでしょう。

しかし、それには人が必要となってきます。

特に必要ないこと、便利になるからといってそこに人と言うものを使いすぎではないのでしょうか?

先ほどのコンビニのことでも同じです。

そこでは必ずしも24時間という営業は必要なのでしょうか?

周りが24時間営業だから、24時間営業をしないとダメ。

昔は24時間営業なんてどこにもなかったはずです。
そればかりか、祝祭日は休みの場所なんていうのはもっとたくさんあったでしょう。

便利を追求した結果。24時間営業の場所が増え、人手不足になってしまっている。

お客様に合わせる会社

今はお客様に合わせると言うのが基本にもなっています。

先ほど述べたように、24時間営業をすることによりお客様をつかまえようということです。

昔はどうだったのでしょうか?

お客様としての扱いはそこまで違わないとは思います。
しかし、お客様がお店に合わせることが多かったのではないでしょうか?

私の母親も「〇〇屋さんが明日休みだから、今日中に買いに行かないと」
などよく言っていました。

そうなんです。昔はお客の方がお店に合わせていたことが多かったように思います。

世の中が便利になりすぎた、そしてそれに慣れていく人間

世の中が便利になりました。

その便利が普通になり、それに慣れて来る人間がいます。

それは、人間のためにはなっていないのです。

結局便利になりすぎると人の幸せと言う気持ちは薄れていくのではないでしょうか?

便利という言葉は人間をダメにしていくのかもしれません。

人手不足と不便益との関係

上記にも述べたように、便利になりすぎて逆に人手が必要となってしまっているこの現状をなんとかしなければ、人手不足の解消とはならないでしょう。

中国のファーウェイは初任給で40万もの給料を出しているそうですが・・・
それができるのはごく一部の企業であって、人手不足の根本的な解決とは言えません。

要するに賃金だけでは問題は解決しないということです。

そこで出てくるのが不便益という言葉です。

もう少し、便利という部分を除いてみてはどうなのかと私は思います。

営業時間を削る。

お店に休業日を設ける。

結構なことだと思います。

みなさんはどうでしょうか?

ここのコンビニは24時間365日やっているから行くのでしょうか?
違いますよね?

近いから、たまたまそこにあったから。
その理由が一番大きいのではないでしょうか?

特に私が住んでいる地方なんて言うのは夜中にお店をやっていてもお客さんなんて何人来ることやら。。。

確かに防犯のためにはいいのかもしれません。

しかし、24時間やっているコンビニがあるから社会の秩序も乱れるのかもしれません。

夜中やっていれば便利なこともあるでしょう。
しかし、それはこちら側(お客側)の備えの問題ではないでしょうか?

不便・・・と思った方いるとは思います。

しかし、この不便の中に益を生み出すこともできるのです。

24時間やっていないから、無駄にお金を使わなくて済む

24時間やっていないから、普段からの備えが身につく。

私もコンビニは多様しますが、無かったら案外、自分にとって『益』につながるように思います。

まとめ

今本当に「不便」という言葉が着目されています。

便利と言うのは=人間をダメにしてしまうシステムなのかもしれません。

かと言って、今からスマホを使うなと言っても難しい話ですが。

一つこのような事例があります。

信号のない交差点よりも、信号のある交差点の方が事故が多いのです。

便利な中、そこに安心しきってしまって注意を怠る。
これはいけません。

信号がないということで不便ですが、信号がないからこそ自分たちが注意することを怠らない

その結果、事故が少ないというわけです。

このように「不便益」という言葉をもっとみなさんが理解をしなければいけないと思います。