まるまるだいの”メモ日記”

精神障がい、介護、趣味(素人ガンプラ成長日記、DIY、クッキング)

【介護】介護業界の本来あるべき姿を取り戻せ!介護士の本音!!

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みなさんこんにちわ!

まるまるだいです!!

介護と言うのは本当に日進月歩です。

毎年のように法律も変わり、毎日のように利用者の方の支援の仕方も変わってきます。

本当に大変な仕事だと思います。

介護の仕事をしているみなさん。。。

毎日お疲れ様です。

介護の仕事が特別忙しいわけでなく、特別辛い仕事でもないとは思います。

仕事にはいろいろあって、その仕事ごとに悩みがあり、苦悩がると思います。

その中で私が働いている介護職の本音を語っていきたいと思います。

そして、本来あるべき姿を語っていきたいと思います。

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介護業界の現在

介護業界に関しては、ニュースでも色々言われています。

給料が安い

人でが足りない

まぁ間違いないです。

しかし、ニュースでしている介護業界は・・・

はっきり言って嘘!!!!!

これでも嘘レベル!!!

その嘘を暴いていきますよ!

給与

やっぱここが一番気になるとこでしょうね。

先日、介護の給料を上げると国の方針で決まったばかりです。

そしてそのニュースでやっていた

全国平均の介護士の給与

27万円

正直、びっくりしました。

平均で27万って・・

まぁ・・・ありえない数字です。

もちろん都会と地方では給与に差が出ることは間違いないとは思います。

地方ではいくらだと思いますか?

基本給で15万もらえればいいところです。

そこでヘルパー2級(現在:初任者研修)の資格手当が2000円~5000円ってとろこでしょう。

後は夜勤手当これが一回3000円~5000円(基本週1回~2回)
月20,000円

そして国の補助がもらえるのですが、正直もらえない所もあります。
それがだいたい20,000円

さぁこれを合計したらいくらでしょうか?

20万程度です。

そこから年金やら保険やら税金やらひかれるわけですよね。

そしたらまぁ15万くらいになりますよ。。。

15万円というのが実質のもらえる金額です。

27万って・・・・

これが現実の給与の金額になってきます。

3Kと言われる仕事

みなさんは聞いたことありますか?

介護の仕事は『3K』だと

・汚い
・きつい
・危険

それを総称して『3K』と言われています。

一番の問題は・・・

危険ってところでしょうね。。

病気によっては感染する恐ればあります。

そのリスクを背負って仕事をしているわけです。

一時的なケガならまだしも、肝炎は一生の問題になります。

もし、肝炎をわずらっている人が吐血していたら介護士はすぐに応急手当でもできるのでしょうか?

介護をしたくて就職する人が少ない

上記のように給与が安い、危険な仕事

このことが定着している現在、当然人員不足になるのは当たり前ですよね。

要するに。。。

若い人が入ってこないのです。

どうのような方が多いかと言うと

中年の男性女性です。

ハローワークで就職を探していると、介護の求人が多すぎるわけです。

40代、50代が就職活動をするとなると・・・

なかなか大きい企業は雇ってくれません。

そうなるとどうなるか・・・

介護の仕事なら雇ってくれるわけです。

そうなるとどんどん、介護士の質が落ちてくるのが目に見えてます。

もちろんその中にもちゃんと介護をしないとって考える人もいるでしょうけど。

実際、現場がそのような教育体制が整っていないのです。

現在の介護業界まとめ

まだまだ言い出したらきりがないほど現在の介護業界は大変なことになっています。

多分、国としても全国の平均を見ているだけで、一番最下部の施設をどのようなものかみていないのもよくないと思っています。

もちろん、一番悪いのは現場だとは思うのですが。

元々の介護の体質を変えていかないといけないと思います。

介護業界の本来のあるべき姿

私が子供だった頃(約30年近く前)は

「自分の親を老人施設に入れるなんて、親不孝者」

みたいな考えが主流でした。

現在では

「老人施設に入れるのが当たり前」

この考えが主流です。

さて、本来介護のあるべき姿とはどのようなものなのでしょうか?

お客様としてみるのではなく、一人の人として接することの大事さ

私は正直、ここが一番気に食わないとこです。

現在の介護では言葉一つでも気を付けないといけません。

もちろん!

「してあげている」

と言う言葉も使わないですし、思うことも少ないです。

そして、報告書などでは

「入浴をさせていただいています。」

と報告するのが当たり前となっています。

確かにおじいちゃんおばあちゃんからお金をもらって給料をいただいているわけですから、理由は分からなくもありませんが。

「入浴をしました。」

じゃだめなのかなと思います。

私たちは介護士であって、高齢者のお手伝いさんでもありませんし、ましてや奴隷でもありません。

利用者さんは神様でもなく王様でもなく、人なのです。

利用者さんが悪いわけではありません。

この言葉一つ一つで勘違いする家族、利用者の方がいるのは事実。

そして、お客様としてお扱うのではなく、本来の人間の本質というものを大事にしていく方が利用者の方にとっても良い介護を行えるのではないかと思います。

私は介護士の立場ですが、第三者的にみるならば

介護士は「してやっている」と言う気持ちを捨てなければなりません。

利用者、家族は「してもらっている」という気持ちを忘れてはいけません。

私はよく言われました。
「利用者さんからお金をもらっとるんやからしっかりしなさい」

私には正直理解できません。じゃあお金がもらえなかったらしなくていいのか?って

そうじゃないですよね?

介護の本質というのは、仕事の本質というのは

お金がもらえるからするのではなく、自分のした仕事に対して対価がつくと言うことです。

なので「もらってるから」という言葉はおかしいです。

当然そうなると、介護の質も落ちてくると私は思います。

そして、相手を人として見ることで、人らしい感情が生まれます。

「もっと幸せにする方法がないものか」と思うようになれると思います。

なかなかな難しい話ですが「お金をもらっているからしている」と思っている間はいい介護はできないと思っています。

ヘルパーと言う名の資格

これについても、よくわかりません。

すごく大まかに言えば、人を扱うのに資格なんているのかって。

これについては賛否両論だとは思います。

高齢者をみるのに対しての専門性。

確かに必要なスキルだと思います。しかし、そんな資格にするほどの物なのか…

みなさんしっていますか?

ヘルパーのできる仕事って…めちゃくちゃ限られているんですよ…

カミソリでのひげ剃りはできません。

ついでに、爪切りも最近までできませんでした。

そして、医療行為。これなんかもちろんダメです。

私からしたら、じゃあヘルパーっていったい何すんねん!

って思うわけです。

おむつ交換、入浴、コミュニケーション。

私がパッと思いつくことってこんなもんです。

それって資格がいることなのでしょうか?

研修程度で十分ではないかなと…

プロ意識をつけると言う部分では必要かもしれませんけどね。

私ももってますが…ヘルパーやからなんなんだと…

それなら、『おむつ交換レベル1』とかのがわかりやすくていいと私は思いますがね…(笑)
それの方がその人の介護のレベルわかりやすくていい(笑)
あっ!これはジョークですよ!

ヘルパーの資格と言うならば、もっとできる範囲を増やさないと…

まとめ

介護の本来あるべき姿とは

「人として見ること。」

ただそれにつきます。

教科書だけ勉強していたとしても、いい介護はできません。
現場だけ働いていたとしてもいい介護はできません。

勉強も現場も両方大事です。

最終的に何が一番大事なのかというと

「優しい気持ち」ではないでしょうか?

私は介護のことを話する時にいつも言います。

「あなたの介護施設に、自信をもって自分の親を預けられますか?」

って

今、今介護の仕事をしている人どうですか?

そのような施設ですか?

正直私の施設は絶対に親を入れたくありません。

しかし、誰にでも自慢ができる施設にしたいと思って日々奮闘をしています。

あなたは、なぜ介護の仕事をしているのですか?

そして、これから自分の親を介護施設に頼ろうとしている方。

現在は、在宅での介護が主流になってきています。

ほとんどの高齢者の方が、自宅での最後を送りたいと思っています。

介護度にもよると思いますが、それを諦めないでください。

利用者の方にとってよりよい介護ができることを願っています。

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