老人介護施設と障がい者施設の違い
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こんにちは!まるまるだいです!
老人介護の業務と障がい者施設での業務の違いを皆様はおわかりでしょうか?
私の経験談も入れてリアルな話をしていきましょう!
もちろん給与も暴露しちゃいます!
さて、みなさんは介護と聞いてどのような思いをお持ちでしょうか?
・汚い仕事
・給料が安い
・危険(病気がうつったりケガをしたり)
・大変な仕事
他にも色々なことを思っている方がみえていると思います。
みなさんの中には老人施設の話はよく聞くけど・・・障がい施設の方はよくわからないと言う方が多数見えると思います。
どのような仕事なのか。給与はどうなのか、この仕事で暮らしていけるのかなどをお話していきたいと思います
給与面
やはり、一番気になるのは給与面でしょう。生活がかかっています。結婚し、子供もできればさらに生活にかかるお金は必要になってきます。ここでは、私が働いている施設の給与をお話していきます。
有料老人ホーム
基本給:15万
資格手当:1万
残業代:1万(ほぼ、ありません)
夜勤手当:2万/4回(一週間に一回)
賞与:その年の売り上げにより決定される。
手取りで言えば20万前後です。
年収にすれば400万もいきません。
この程度です。
施設によっては処遇改善と言うものがありプラス2万~3万程度手当てとしてつきます。
他の老人施設よりは低くなっています。
なぜ、こんなに低い?と思った方もいるでしょう。私が働いている有料老人ホームは入居費が食事込みで8,8000円です。これは通常の半額近くの金額設定になっています。
では、なぜこんな低い設定になっているのか。実はテレビなどで放送されているのは、富裕層のほんの一部の方々と思っていただいても過言ではありません。
身寄りのない方、ご家族の支援を受けられない方は老人施設に入居できません。生活保護を受けていてもこの8,8000円というのが限界の金額です。
障がい者生活介護事業所
基本給:18万円
危険手当:1万円
送迎手当:1万円
資格手当:5千円
残業代:1万円
休日出勤:1万円
賞与:4ヶ月分
手取りにすると20万弱程度です。
しかし、老人とは違い夜勤がなく体への負担が大変少ないです。
また、土日・祝日の休みもあり、年末年始の休暇もあります。プライベートも充実をさせ、お金も普通に欲しいという方は障がい者施設の方がいいかもしれません。
上記の2つの施設はあくまで、私が働いている施設の給与です。一概にこれと一緒ではありません。これ以上にいい場所もあれば、これ以上に悪い場所もあります。
ひとつ言えるのは、私の働いている老人ホームに関してはあまり待遇のよくない賃金といえますし、障がい者施設に関してはかなりの高待遇だと思っていただいて結構です。
仕事とプライベート
これから、働いていくにあたり仕事とプライベートというのはとても重要なことでしょう。
遊びたい!お金も欲しい!というのがみなさんの本音でしょう。そのバランスを考えなくてはなりません。自分自身の目的が何なのかをはっきりさせ就職先を決めると良いでしょう。
お金が欲しいのであれば、夜勤のある場所が一番手っ取り早く稼げると思います。プライベートを取るのならば、デイサービスのような夜間の仕事がないものにすると良いでしょう。
夜間がある仕事、そして人を扱う仕事というのは24時間何があるかわかりません。
急遽呼び出しがある場合もあると認識をしておいてよいでしょう。
しかし、デイサービスのような日中のみの仕事は基本的に呼び出しはありません。
断然、プライベートを取るなら、障がい者施設のデイサービスでしょう。
辞めやすい仕事なのか
今、仕事を探している方には大変失礼な見出しだと思います。しかし、ここも大変重要な項目を私は認識をしています。
普通の企業と違い、利用者様と仲良くなったので辞めにくい。という声がやはりあります。利用者様に「私が死ぬまでここを辞めたらだめよ!」といわれることなんて日常茶飯事です。
でも、これは老人、障がいに限らず同じです。利用者様と仲良くなってなかなか辞めにくい。
商品を扱うのとは違い、私がやめてしまうとスタッフの人数が少なくなり利用者様を看る方がいなくなってしまう。など、半分脅迫めいた気分にもなります。断然一般の企業よりも辞めにくい仕事ということだけは認識しておいたほうがいいでしょう。
しかし、自分の生活や自分の体力に見合った施設を探すことがあなたにとって一番であるということを忘れないでください。
どちらが楽しい?やりがいがあるの?
最終的にはどうしてもこの疑問にたどり着くと思います。
極論から言えば・・・
おじいちゃん、おばあちゃんが好きなら老人福祉
子供が好きなた障がい福祉
になると思います。
さぁ、この二つに大きな違いがあるのはおわかりでしょうか?
老人福祉の方では、やはり看取り介護が基本です。
しかし、障がい福祉の方では、成長が見られます。
この二つの違いはやりがいに大きな違いをもたらします。
老人は成長することはとても稀です。なかなかやりがいを見つけることができない方もみられるでしょう。
しかし、障がい者の方は成長が見込めるのです。できなかったことができるようになるのです。それは大きなやりがいにつながります。
じゃあ老人はやりがいがないの?と疑問に思われる方もいるでしょう。
ないわけではありません。私の方法ですが、老人の方々に色々教わることを基本として介護をしています。昔の遊びを教えてもらったりしています。その時の利用者様の顔はとても楽しそうにしています。今を幸せにを基本に私はコミュニケーションをとっています。それが私にとっての老人福祉のやりがいです。
まとめ
結局どっちがいいのかわからない!と言う方が大半だと思います。
今、あなたが何を求めているかにより変わってきます。
私の主観で老人がいい!障がい者福祉がいい!など結論づけることはできません。
なぜあなたが福祉にの仕事を調べているのかをもう一度考えてみてはいかがでしょうか?
私の話はごく一部のものです。
人々を助けたいという気持ちで福祉の仕事を探しているのか?恩返しがしたい気持ちで探しているのか?それによっても大きく変わってきます。
もしかすると、それしか仕事がないから調べている方もみえるでしょう。どちらかといえば後者の方の方が多いかもしれません。
仕事はどれでも厳しく難しいものです。しかし、人を扱う仕事というのはとても楽しい仕事で大変な仕事です。これだけはどこの福祉施設でも変わらないことだと私は思っております。