まるまるだいの”メモ日記”

精神障がい、介護、趣味(素人ガンプラ成長日記、DIY、クッキング)

介護のあり方(相性介護)

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どうもこんにちわ!
まるまるだいです!

今日は珍しく介護についてのブログアップ!

今日は介護業務てに私の中でとても考えさせられることがありました。

現代の介護では、同性介護もだんだんと増えてきています。これは本当にすばらしいことです。
異性に入浴をしてもらうことは、利用者の方にとって本当はとても恥ずかしいことだと思います。
しかし、現代ではそれが見直され、同性での介護が増えてきています。

介護をしていない方でも、想像してみればわかるかと思います。

介護する側も慣れているだけで、実は心の中で「本当にこんなとこまで洗っていいのかな?」と思う介護者もみえることでしょう。

これを否定する人はなかなかいないでしょう。

しかし、今日私が思ったこと、体験したことはこうゆうことじゃありません。

相性の問題です。

利用者と職員の相性。

私は今まで、介護の業務をこなす上で、職員が利用者を選んではいけないと思っていました。

「あんたは介護士やろ?それで、文句言うのはおかしい!それは仕事の怠慢!」

本当にそう思っています。

でも、これって考えるとおかしい話です。

近代AI化に伴い10年、20年後にはAIロボットが介護をする時代になると言われております。

オムツ交換、入浴、着替え、食事介助

介護というのはすべてにおいて重労働です。
もちろん利用者の方からも罵倒されたり、殴られり、噛み付かれたり。

そんなことから、虐待が生まれどちらの得にもならない状態になることもあります。
そこでAIを導入すれば虐待はなくなるだろうということです。
もちろん重労働の仕事で、大変な仕事っていうのもあると思います。

私がさっき「介護士やろ?文句を言うな」というのはそれならAIにまかせたらいいといっているのと同じように思います。

要するに、介護士は業務をこなせばいい!ということですね。
これは利用者主体の考え方ではない。そして仕事の効率ばかり考えている
これで私の中で矛盾がおきました。

対人の仕事というのは当然ながら相性があります。

利用者の方から「○○さんは優しいけど、××さんはだめ」
お互いが、嫌悪をいだき本来の介護ができない状態になっているわけですよ。

現場では
あの人の言うことは聞いてくれる
あの人が行けば必ず怒っている

まぁこんな光景も日常茶飯事である。

そんなことがあると「あの利用者はワガママだ!」って言われるのが当たり前のように否定的にとらえているのではないでしょうか?

更にそれに加えて、「こっちもしたくないことしとるんやから、我慢しろよ」なんて心で思ったりしていませんか?

現場というのは業務や集団生活と言いながら、相性の悪い利用者と職員が接しなければいけない場面が多々あります。

じゃあ、利用者からみて苦手な職員は介護を変わってはいけないのか?


もちろんそうなると、その人に仕事が集中してしまう。

不思議なことに気に入られる職員は案外、ほとんどの利用者と仲良かったりしています。

その気に入られる介護士の方は絶え間ない努力をしています。
実際に私の働いている介護現場でもそうです。利用者の方を一番に思い、行動をとっています。

でも、悲しいかな・・・ベテランの介護士の方はそれを見て「利用者を甘やかしている」などと言う方も見えます。

それは甘やかしているのではなくて、利用者の方の心をつかみ、本来の介護の目的をもって行動しているためそうみえるのです。

今の介護現場では、キャリアというのは本当に大きな壁となっています。
私はスタッフに対して「キャリアなんか関係ない!ベテランこそ、若い未来のある介護士に見習わないといけない!介護は日々変化している。1年前に当たり前と思っていた介護が今ではタブーとなっていることもある。だから見習わなければならい。」といっております。

なかなかうまくはいいかないものですが。

しかし、同性介護があるのだった相性介護が許されてもいいと思うのです。

もちろん相性が悪い方はもっと努力は必要です。

理想から言えば「○○さんは苦手だから、××さんお願いできますか?」
という言葉が介護現場で成り立ってしまう。

これはとてもいいことなんじゃないでしょうか?

「じゃあ○○さん!こっちの仕事に回ってくれる?」

こんな会話が出てきます。

スタッフ同士も嫌悪にならず、コミュニケーションをとることができるのではないでしょうか?

まぁ実際そうなるとは限らないのですが・・・
でも、相性介護で損する人なんていないですよね。
本来の介護から言えばそれってすごく重要だと思います。

今日、おこったことは、言うことを聞かない利用者に対して腹をたてて、違う職員に八つ当たりをしたという事件でした。

しかし、それは職員が全て悪いわけではなく、指示の出し方のミスと、考え方の問題、それをスタッフに伝えることができていない、職員と利用者との相性を考えていないという4点のミスがありました。

今後は、相性も含めてスタッフに指示を出していきたいと思います。